スーパー耐久シリーズ2026
第2戦 SUZUKA 5時間レース

 

スポーツ走行/STMO 専有走行

KOKUSAI GROUP SPORTS TEAMとして装い、体制も新たに臨んだスーパー耐久第1戦もてぎから約1ヶ月。シリーズは三重県の鈴鹿サーキットに舞台を移し、第2戦を迎えた。第1戦ではポールポジションを獲得する快走をみせたKOKUSAI GROUP GT4 RS CSだが、この鈴鹿サーキットはこれまでも好結果を残しているコース。今回も上位進出を目指し、KOKUSAI GROUP GT4RS CSは4月16 日(木)からスタートした特別スポーツ走行から週末に向けて作業を進めていった。午後3時から始まった特別スポーツ走行2回目から参加したKOKUSAI GROUP GT4 RSは、初日は呉良亮と久保凜太郎が走行。セットアップをスタートさせ、走行2日目となる4月17日(金)は専有走行1回目は呉と久保、2回目は久保から山野直也、北園将太、呉と交代しながら周回を重ねていった。2日目の専有走行では、1回目は6番手、2回目は9番手とKOKUSAI GROUP GT4 RS CSはやや苦戦気味。上位につける国産GT4勢とはタイム差も大きい。セットアップの方向性も一度進めていたものを違う方向へ戻すなど試行錯誤が続けられた。チームメンバーは、これまでの好結果への期待が大きかった分、やや苦い表情を浮かべて1日半の走行を終えることになった。

 

公式予選

1日半の走行を終え、迎えた4月18日(土)は午前10時からフリー走行が行われ、午後2時から公式予選がスタートした。春の陽気に恵まれるなか、Aドライバー予選に出走したのは呉。ここで2分11秒177というタイムを記録し3番手につけてみせた。ただ、Bドライバー予選での久保は2分10秒803というタイムで8番手に終わってしまう。「精一杯の結果でした。Aドライバー予選が良かったのは、完全にドライバーの力です」と久保は悔しがった。ただ、合算では4番手と悪くない位置。レースは長丁場の5時間だ。決勝での追い上げを期し、久保の気づきを元にC、Dドライバー予選も短い時間を使ってセットアップの調整を続け翌日への準備を進めた。

 

決勝レース

迎えた決勝日の4月19日(日)、鈴鹿サーキットは朝から晴天に恵まれ、気温も上昇。汗ばむ陽気のもと午後0時、決勝レースがスタートした。スタートドライバーを担当したのは久保だ。予選を通じて取り組んだセットアップ変更が功を奏し、レース序盤から久保は前を走る3番手の#20 Z NISMO GT4のテールに食らいついていった。10周を過ぎるころには、このバトルは2番手の#338 GR Supra GT4も交え三つ巴のバトルとなった。ただ、久保も無茶はせず37周を終えピットイン。山野に交代した。ここでKOKUSAI GROUP GT4 RS CSは素晴らしいピットインをこなし、20号車を先行。さらにST-Zクラスのトップを走っていた#52 GR Supraがガレージインしたこともあり、2番手に浮上した。山野のスティントでも、KOKUSAI GROUP GT4 RS CSのペースは良く、トップを走る#338 GR Supraを追いながらレースを進めていたが、スティント終盤には背後に#20 Z NISMO GT4も接近。ただ山野はしっかりとこれを抑えた。ちょうどレースが半分を迎える頃にはストップ車両が発生し、このレースで初めてのフルコースイエローが導入された。山野はリスタート後の71周を終えピットイン。呉に交代した。そんな展開のなか、トップを走っていた#338 GR Supraが後退したこともあり、呉が駆るKOKUSAI GROUP GT4 RS CSはST-Zクラスのトップに浮上した。レース終盤に向け、呉は後方から迫る#34アウディから逃げながら好ペースを保っていたものの、ちょうど呉の最低乗車時間が終わろうかというタイミングで左リヤタイヤがバーストしてしまった。ただ、幸運なことにバーストしたのはピットレーン入口の直前。呉はなんとか立て直しそのままピットへ。わずかなロスタイムで久保にアンカーを託した。しかし、久保の後方からは最後尾スタートながらペースに優る#25 Z NISMO GT4が急接近する。久保は抜きどころを必死に抑え、30分以上に渡る熾烈なバトルを展開。見る者を釘付けにする戦いとなったが、そのままトップを守りフィニッシュ!KOKUSAI GROUP SPORTS TEAMに嬉しいST-Zクラス初優勝をもたらした。鈴鹿の相性の良さは健在だった。次戦はシリーズの山場となる富士24時間レース。KOKUSAI GROUP SPORTS TEAMは連勝を目指していく。

 

 

チーム名:KOKUSAI GROUP SPORTS TEAM

マシン名:KOKUSAI GROUP GT4 RS CS

ゼッケン:#22

ドライバー:呉 良亮/久保 凜太郎/北園 将太/山野 直也