スーパー耐久シリーズ2025
第6戦 スーパー耐久レース in 岡山

 

スポーツ走行/STMO 専有走行

第4戦SUGOでは厳しい性能調整もあり、チーム全体にとってストレスが溜まるレースとなったPorsche Team EBI。2025年のスーパー耐久シリーズ、7月は2回レースがあり、オートポリスで第5戦が行われたが、ST-Zクラスは“お休み”のレース。約3ヶ月半のインターバルで、チームはリベンジを目指すべく第6戦を迎えた。舞台は岡山国際サーキットだ。そんなレースに向けて、Porsche Team EBI は10月23日(木)から2回の特別スポーツ走行に臨んだ。晴天で暑さが残るなか久保凜太郎、北園将太、平安山良馬の3人で走った特別スポーツ走行では1回目に久保が1分36秒804というベストタイムを記録。ST-Zクラスの初日トップタイムとなったが、「1回目は良いタイヤしかなかったので妥当なタイムだと思います。性能調整としてはまだそこまで良くはありませんね」とあまり表情は明るくなかった。明けて10月24日(金)は午前11時05分から専有走行1回目が行われたが、ここではライバルたちがタイムを上げ、EBI GROUP Cayman GT4 RS CSは8番手という順位に。午後の専有走行2回目も順位は7番手と、ライバルの国産車たちがタイムを伸ばしPorsche Team EBI にとっては一見順位としてはやや苦しい専有走行となった。ただ久保は「平安山選手も頑張ってくれて、間違いではないセットアップにはなっていると思います。接戦なのでやっとスーパー耐久らしくなってきましたね」と順位以上に専有走行で改善がみられた内容だったと語った。

 

公式予選

10月25日(土)の予選日、岡山国際サーキットは午前のフリー走行こそ雨が舞ったが、午後1時40分から始まった公式予選はドライコンディションで迎えた。まずAドライバー予選に臨んだ北園は、1分37秒179を記録。クラス6番手につける。続くBドライバー予選も久保が1分36秒315を記録するが、こちらも6番手となった。ただ、北園も久保も「すごく僅差のなかですからね」と順位以上の感触を語った。性能調整も初日に感じたほど悪い様子もなく「前戦よりもレースを戦えそうですし、内容はそこまで悪くないと思います」と北園。少しずつ雨が降り出すなど不安定なコンディションとなったCドライバー予選では、平安山が1分38秒769を記し、Porsche Team EBI はきっちりと公式予選を締めくくった。

 

決勝レース

公式予選から一夜明けた10月26日(日)の岡山国際サーキットは、早朝こそ雨が残っており、午前中に行われたグループ2の決勝レース序盤はウエットコンディションが残っていたが、レース中にドライへと転じ、午後1時30分からスタートしたグループ1の決勝レースはドライコンディションで迎えた。6番手からスタートすることになったEBI GROUP Cayman GT4 RS CS のスタートドライバーを務めたのは久保だ。序盤まずは4番手に浮上すると、#885 GR Supra GT4、#20 Z NISMO GT4 という2台を従えながらレースを進めていった。開始から40 分が近づくころになると少しずつ雨がサーキットにパラつきはじめたが、ふたたび路面を濡らすほどの降り方ではなく、レースは序盤ドライコンディションのまま進んでいくことになった。レース中盤までは各クラスとも比較的落ち着いた展開だったグループ1の決勝だが、開始から50分というタイミングで転機が訪れた。ST-TCR 車両が2コーナーでストップし、この回収のためにフルコースイエローが導入された。Porsche Team EBIはすかさずピットイン。FCY 中はピットクローズとなるが、その前のわずかなタイミングを逃さなかった。ここで久保から交代した北園は、ピットアウト時こそ#20 Z NISMO GT4 に先行を許したものの、コース復帰後#20 Z NISMO GT4をヘアピンで豪快にオーバーテイク。ST-Z の上位はピットのタイミングが分かれたが、これで実質の3番手に浮上することに成功。さらに上位進出の可能性も見出す好判断となった。各陣営が一度目のピットインを終えると、EBI GROUP Cayman GT4 RS CSは3番手。トップとは30秒前後の差、2番手とは16秒ほどのギャップで、まだまだ上位を狙うことも可能な順位につけることができていた。北園のスティント終盤には#25 Z NISMO GT4の先行を許したが、それでも4番手で粘り、65周を終えピットイン。平安山に交代しリヤ2本のみ交換。追い上げを期した。しかし87周を終えたところで、まさかのトラブルが襲う。なんらかの物体がEBI GROUP Cayman GT4 RS CSのアライメントを調整するシムにヒットし、足回りに異常を抱えてしまった。平安山はピットにクルマを戻し、修復は10分ほどで終わったものの、この遅れが響き結果はクラス8位。レース途中までの健闘は残念ながら結果に結びつかなかった。いよいよ11月15〜16日に行われる次戦は今季最終戦。これまで多くの好結果を残している富士スピードウェイで、Porsche Team EBIは悔しさを晴らすレースを目指していく。

 

 

今後ともPorsche Team EBI へのご声援をよろしくお願いいたします。

 

 

チーム名:Porsche Team EBI

マシン名:EBI GROUP Cayman GT4 RS CS

ゼッケン:#22

ドライバー:北園 将太/久保 凛太郎/平安山 良馬